■ ID | 720 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 色彩情報による建設廃棄物の性状評価 |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 日本工業大学 山田正人 (独)国立環境研究所 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第20回廃棄物資源循環学会研究発表会、平成21年9月18日 |
■ 抄録・要旨 | 建設混合廃棄物を中間処理施設において選別した後に、埋立処分されている無機性残さが残留するが、この残さは石膏分等の硫黄源と生分解性有機成分を含む場合が多いため、埋立後の硫化水素ガス発生等が懸念されている。また、建設廃木材には、過去において高濃度有害金属を含む薬剤で処理された廃木材が混入している。これらの廃棄物の化学成分と色彩情報の関係を調べ、色彩計等による選別の可能性を検討した。
建設廃木材と建設混合廃棄物選別残さについて、色彩と化学成分濃度の関係について検討を行ったところ、有害金属等で表面処理された建設廃木材を判別する指標としては、L*a*b*表色系のa*b*が有効であること、混合廃棄物選別残さに含まれるCa、S濃度が高いとa*、b*が0に近く、L*が高い(100に近い)傾向があることなどが判明した。 |
■ キーワード | 建設廃木材、建設混合廃棄物、破砕選別処理、残渣、分光測色計 |
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